合唱や朗読でお知りあいの先輩が俳句をされていました。
平成2000年記念に「何か始めよう🎵」
そんな動機で平成12年の2月に《大山崎俳句会》の仲間入りをしました。
山城國山崎は俳諧の祖と言われる宗鑑がこの地に住んだことで山崎宗鑑を名のった縁のある地です。
そのことがきっかけで《大山崎俳句会》が出来て1年半が立っていました。
私は第17回句会の2月に初参加しました。
「俳句する青葉マークの年始め」
の一句からのスタートでした。
月一回の句会に三句発表する為に散策したり句集を読んだり季節に敏感になり、楽しかったです。
同じ季語を使っても表現や感じ方が異なること。
人各々の感性や思いの違いを肌で感じました。
みんな違ってみんないいと思い、人を気にせず俳句の中に記号や絵文字を入れて楽しんでいました。
丁度10年目の2010年が還暦に当たり句集を作りました。
まだ両親も健在で感謝の気持ちもありました。
私に春四月「丁亥」の日に生を授けてくれた証として句集名は《春灯(はるともし)》としました。
今でも句集を開くと写真よりも鮮明にその時々の情景や心情が浮かびます。
因みに表紙の紋は実家の母方の鶴柏、そして春燈を図案にしました。
燈の字は私の丁と主人の名である登が横にあります。
ご主人様にも感謝ですよと知らせて頂いたのに未だに守れていません。
題字は大山崎町の書家の加藤初恵さんです。
印刷と製本は同じく大山崎町のみのる印刷さんにお願いしました。
一つの句集に多くの方々のご縁を思います。
ありがとうございました。💚